森に恵まれた、
ココロやすらぐ宿泊施設。
なよろ温泉サンピラー。
きっかけは星だった。
たとえば夏の夜空に「はくちょう座」という星座がある。
暫く見上げればそれはまるで紙ひこうきのように
この指で掴めてしまうほど星たちは勢いよく近づいてくる。
そんな場所が北海道の北にあると聞いてきた。
「名寄」このまちに毎年訪れるきっかけは未だ輝いている。
僕らがひまわり畑でダンスをしたのはいつのことだろう。
風にそよぐ葉音は確かにメロディを奏でていた。
遠い記憶・・・卒業を間近に僕らは約束したね。
大人になったらいつか必ずこの場所で、またダンスをしようと。
あの頃、いくつになれば大人なのかもわからずに。
それでも約束のまち「名寄」は記憶の中でメロディを奏でている。
久しぶりに娘と女だけの旅に出た。
とはいっても、ここ「名寄」に移住をするか決断の旅。
2月の空、冷え込む景色に腕を伸ばす娘の声が聞こえてきた。
「まるで魔法みたい、手のひらに太陽の柱が降り注いでいるようだよ」
ここで暮らすのも悪くないかも、そんな気がした。
サンピラーがこのまちに移り住む後押しをしてくれた。
・サンピラー写真提供
なよろ市天文台きたすばる 渡辺文健氏
アウトドアでも、
インドアでも楽しめる。
時間が経つのを忘れて、
いつの間にか外は満点の星空です。
久しぶりの仲間たちとのスキー旅行であっても、
それぞれの目標を持った学生たちの合宿であっても、
家を離れて長期間の仕事での宿泊先であっても、
あてもなく行き先を決めた旅の途中であっても、
どちらからともなく声に出さずとも、
「おかえりなさい」「ただいま」の言葉が心に
浮かぶそんな場所でありたい。
北海道の四季の豊かさが育んだ魅力ある食材、
自家農園で栽培した不揃いだが新鮮な野菜たち、
土地の歴史を知り尽くした料理人。
このまちに住む人たちの信頼を得ている味だからこそ
道内・道外のお客様にも自信をもって提供することが出来る。
料理というまちの文化を「おもてなし」をもってお届けしたい。
夏には新緑の木立ちの風にゆらぐ影を、
冬には豪雪が作り出す深い森の造形を、
湯けむりに曇る窓から眺めながら浸かるやさしいお湯。
疲れを癒された身体はその表情にあらわれてくる。
日帰り入浴そしてご宿泊のお客様の穏やかな表情が、
この場所すべてを癒しの空間に変えてくれることに感謝を伝えたい。
周辺観光
「きた北海道」の入り口と言われる名寄市、
天塩川が作る名寄盆地の中央に位置し、北海道の先住民族アイヌの「ナイオロプト(川の合流するところ)」という言葉になぞらえ命名された。
1年の寒暖差が60度以上にもなる類まれな気候を活かした農業を主とし、初夏には国内有数の作付面積を誇る「アスパラ」が顔を出し、また秋には生産量日本一と言われる「もち米」の稲穂が夕暮れ時を彩る。
真冬にはパウダースノーを超えるシルキースノーと
呼ばれる雪が舞うことで、「雪質日本一のまち」と
言われている。
その雪質を楽しもうと、国内・
国外からスキーヤー、スノーボーダーたちが
名寄市を訪れている。
市の花「オオバナノエンレイソウ」:
種からの開花に10年かかるといわれ、
勤勉な名寄市民を表すのに最適な花と
されています。
市の木「シラカバ」:
白い樹皮から「森の貴公子」とよばれ、
また先駆けて森を開拓する生命力の強さからパイオニアツリーともいわれます。
市の鳥「あかげら」:当施設のレストランの名称にもなっている「アカゲラ」は、冬も活動的で市民の目を楽しませてくれることから市の鳥に選定されました。
周辺の風景
アクセス
〒096-0066 北海道名寄市日進
TEL: 01654-2-2131
車でお越しの場合
・名寄市内より車で15分
・旭川より車で2時間
バスでお越しの場合
名寄市内よりピヤシリスキー場
行きに乗車しておよそ25分-40分ほど